ふしぎな光学現象 いろいろ

2013/10/17 出雲地方の光学現象

不思議な光学現象で思い出すのは、
2013年10月17日の出雲地方の光学現象。 

太陽が3つあるように見えたり、逆さまの虹が現れたりする、気象を原因とする大気光学現象が島根・出雲地方で同時に起きた。

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太陽の周りを光の環が覆う「内暈」と、太陽の両サイドに光源が見える「幻日」の気象現象=17日午後3時35分、島根県出雲市(西村大輔さんがスマホで撮影)

松江地方気象台によると、太陽の周りの光の輪は「内暈(うちがさ)」、両サイドの光源は「幻日(げんじつ)、逆さまの虹は「環天頂(かんてんちょう)アーク」と呼ばれる大気光学現象。

いずれも上空の薄雲を形成する無数の氷の粒の働きで光が屈折してできる。
3現象が重なるのは珍しいという。(産経ニュースより)

後続したアウターライズと西之島の噴火

この時は、9月後半からあまり見ないスケールの帯状の雲が、ずっと続いていた。

出雲の光学現象の8日後の、10月26日 福島沖 M7.1。
幸い被害地震ではなかったが、アウターライズ地震だった。

そして1ヶ月後の11月20日に、小笠原の西之島の噴火が始まった。
今回の噴火は、およそ40年ぶり。
 
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2015/5/22 東海の環水平アーク

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写真は、静岡新聞島田支局【公式】

2015年5月22日に東海・関東で「環水平アーク」が目撃された。

環水平アークは、氷の粒でできた薄い雲で光が屈折し、水平の虹のような光が見える現象。太陽と同じ方向で、太陽の約46度下に出現する。太陽とは反対の方向で雨粒などに反射して見える「虹」とは別の現象。

太陽高度が高い初夏から初秋の日中に出現することが多く、毎年のように各地で目撃される。

特に珍しいものではないとされる「環水平アーク」ですが、今回は目撃された5月22日のあとに続いた火山活動や、大深発地震を考えると、関連をちょっと考えてしまう・・・


5月29日 口永良部島(鹿児島県)新岳で爆発的噴火 警戒レベル5(避難) 

5月30日 小笠原諸島西方沖 M8.1 震源の深さ682kmの記録的な大深発地震

6月23日 小笠原諸島西方沖 M6.9(震度4) 480km 深発
6月30日 箱根山 噴火警戒レベルを2から3に引上げ
 

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