地震と火山活動のまとめ(2024年〜 )

2023年は、インドネシア や南太平洋の地震・火山活動も活発化するなかで、能登半島での群発地震も年々マグニチュードと震度が大きくなり、2024年1月1日16時10分に、M7.6(震度7)の直下型地震が発生した。 


石川能登の地震  
能登半島北部では、体に感じない小さな地震が2020年12月から増え始め、2021年1月には最初の有感地震M2.8(震度2)が発生。
その後も有感地震が増加し、マグニチュードも大きくなり、9月16日にM5.1(震度5弱)。
2022年には、6月19日に M5.4(震度6弱)、20日に M5.0(震度5弱)。
2023年には、5月5日に M6.5(震度6強)M5.9(震度5強)を含む群発地震があり、年々マグニチュードが大きくなっている。
2024年には、1月1日に、M7.6(震度7)の震災地震が発生した。 


M6以上の鳥島近海地震では、震災地震が後続

また、M6以上の鳥島近海地震では、震災地震が後続しているのも気になる。

2023年には、10月5日に鳥島近海 M6.5が発生。10月3日、4日にもM6級の地震が発生している。(この地域で、短期間にM6級の地震が立て続けに起こるのは珍しい。)

過去70年間(1950年以降)、鳥島近海で、M6以上の地震は、6回発生している。
そのうち3回は、2023年の地震(10月のM6.4、M6.2、M6.5)
2024年1月1日に、能登半島 M7.6(震度7)の震災地震が後続して発生した。 
さらに後続する可能性に防災準備が必要。


あとの3回でも震災地震が後続している。  
・1970/12/7 鳥島近海地震 M6.7
⇨1972/2/29 八丈島東方沖地震 M7.0(震度5)、12/4 八丈島東方沖地震 M7.2(震度6)

・1987/12/12 鳥島近海地震 M6.4   
⇨1987/3/18 日向灘 M6.6(震度5)、12/17 千葉県東方沖 M6.7(震度5)

・2007/3/8 鳥島近海 M6.1  
⇨2007/3/25 能登半島 M6.9(震度6強)、7/16 新潟中越沖 M6.8(震度6強)
⇨2008/5/8 茨城沖 M7.0(震度5弱)、6/14日 岩手・宮城内陸地震 M7.2(震度6強) 


千葉東方沖
2023年には、
5月11日 千葉県南部 M5.2(震度5強)
5月26日 千葉東方沖 M6.2(震度5弱)



M 7.5 - 2024 Noto Peninsula, Japan Earthquake

2024年 能登半島地震

1月01日 能登地方 M5.7(震度5強) M7.6(震度7) M6.1(震度5強)
     その後も1月6日まで、震度5〜震度6弱までが12回発生
1月09日  佐渡付近 M6.0(震度5弱)
1月23日  中央アジア(キルギス/シンチアンウイ グル自治区国境)M7.0
1月28日 東京湾 M4.8(震度4)
2月14日 鳥島近海 M5.3 深さ450km
2月24日 東海道南方沖 M5.5  深さ440km

2月27日から千葉東方沖でスロースリップと見られる地震が続く(M5.2 5.0 震度4を含む)